楽天モバイルの最低契約期間を過ぎ、違約金なしでいつでものりかえできる状態のSIM太まま。
楽天市場でよくお買い物もするし楽天モバイルにも特に不満もないんだけど・・LINEモバイルとマイネオのキャンペーンが破壊的な金額過ぎて気持ちが揺れ動いてるみたい。
だって・・300円に333円て、一体どんな仕組みになってるの?裏になにかあるんじゃないの?疑り深いSIM太ままのために、のりかえが本当におとくなのか?LINEモバイルとマイネオ、どっちを選べばいいか?徹底比較してみるよ。
もくじ
契約中/楽天モバイルのプラン
まずはSIM太ままが今契約してる楽天モバイルのプランを確認。
通話 30秒/20円
低速通信使い放題
SMS(SNSの認証OK)
同じくらいのことが出来て300円、333円で使えるなら、おとく大好きSIM太ままは迷わずのりかえちゃうぞ!
て、わけでLINEモバイル、マイネオの格安キャンペーンを徹底検証!
格安キャンペーンとは?
今、LINEモバイルは月額300円、マイネオは333円というとんでもない価格でキャンペーンをうってる。
キャンペーンていってもいろいろ条件があったり、ちっちゃい字で但し書きがあったりするからね。おとくなものほどよ~く確認しておかないと。
LINEモバイルのキャンペーン
月額300円になるのはLINEフリープラン/データ1GB/音声通話SIM 1,200円。
申し込みは2018/11/6までで6ヵ月適用。
LINEモバイルはドコモ回線とソフトバンク回線が選べて、料金はどちらも同じ。
なんと1か月あたり900円引・・
この割引が適用されるのは6か月間なんだけど、LINEモバイルは初月無料だから2か月目~7か月目が300円、8か月目から割引がなくなって1,200円。
1年間の合計は7,800円。12で割ると・・1か月650円で使えることになる。
・・とっても細かい計算をしてるけど、そもそも1,200円も十分安いし、1年間の料金も楽天モバイルにのりかえる前にキャリアに払っていた1か月分の料金より安い、、
マイネオ(mineo)のキャンペーン
マイネオのキャンペーンで333円になるのはデータ500mb(1GBの半分)音声通話SIM。
申し込み期限は2018/11/6(火)までで6ヵ月間適用。
割引が適用される6か月っていうのはLINEモバイルと同じ。ただし、初月無料のLINEモバイルに対し、マイネオは初月、利用日数分の日割り料金がかかる。
1日に契約した場合、キャンペーン料金の333円が1か月目から適用、月途中での契約なら通常月額料金の日割り分が請求されることになる。
ここで注意が必要なのはマイネオの月額料金。
マイネオはドコモ、au、ソフトバンクの3回線から選択できるんだけどそれぞれ料金が違うんだ。
例えば今回333円になるデータ500mb音声通話SIMの場合・・
au 1310→333円 970円引き
- ドコモ 1400円→333円 1067円引き
- ソフトバンク 1750円→333円 1417円引き
割引額はソフトバンクが1番大きい!けど割引期間が終わってしまうと月額料金の高さが際立ってしまう・・
初月にキャンペーン価格が適用されず、日割りになる場合はこの通常料金をもとに計算されるから、料金を抑えるには月末に近いタイミングで契約するのがおとくってことになる。
初月1日に契約して、333円のキャンペーン価格が適用された場合の1年間の金額と実質月額料金を比較してみよう。
au 333×6/1310×6 年間9858円 月額821円
ドコモ 333×6/1400×6 年間10398円 月額866円
ソフトバンク 333×6/1750×6 年間12498 月額1041円
最初の6か月間はどれも同じく333円だけど、6か月を過ぎると差がついてしまうね。
最低利用期間の比較
LINEモバイルは12か月の最低利用期間があって期間内に解約すると9800円の違約金がかかってしまうけど、マイネオは最低利用期間が無く違約金も無い。
つまり、マイネオは6か月だけ利用するなら月額333円で済むってこと?
いやいや、12か月以内に他に番号ごとのりかえるとMNP転出手数料12,420円がかかっていうしまうんだ。13か月以降なら2160円だから・・”解約”と名前はついていないけど、12か月以内の解約は金額的にはMNP転出手数料+違約金相当額がかかるってことになる。
もしのりかえ予定なく6か月間だけ使って解約するなら・・って条件だとMNP転出手数料はかからない分マイネオは爆安。
ん~・・いっそのこと長年使っていろいろしがらみのあるこの番号、捨てるのもいいかなってSIM太まま。でも、ますます人とのつながり無くなるよ?孤独死一直線だよ?やっぱりボクは反対だ・・
それに、払わなければいけない料金はこれだけじゃないからね、それも合わせて比較してみよう。
トータルでかかる費用は?
このキャンペーンは間違いなく格安なんだけど、気になるのは事務手数料。それぞれでトータルいくらかかるのか?比較してみよう。
楽天モバイルのMNP転出費用
まず、のりかえで絶対にかかるのはのりかえ元のMNP転出手数料。楽天モバイルからのりかえる場合3,000円の手数料がかかる。
SIM太ままは最低利用期間を過ぎてるから違約金はかからないけど、楽天モバイルの違約金ルールはプランや契約時期、契約期間によってバラバラ。
おとくなキャンペーンを利用する前に違約金はいくらかかるのか?会員ページでしっかり確認しておこう。特に旧フリーホーダイプランを契約している人は要注意。
3年契約/1年以内の解約で29,800円、1~2年以内19,800円、2~3年以内9,800円と違約金が段階的になっててしかも高い。
これはもともと高額キャッシュバックありの、とってもおとくなキャンペーンだったんで、下手にのりかえずこのまま期間満了まで使い続けた方がいいかも・・
LINEモバイル初期費用
LINEモバイルを使う為には登録事務手数料3,000円とSIMカード発行手数料400円、合計3,400円の初期費用がかかる。
楽天モバイルの転出費用3,000円と合わせると、手数料の合計額は6,400円。
LINEモバイルの300円プラン/1GBLINEフリープランの年間の支払い合計額が7,800円だから・・合わせると年間14,200円。
楽天モバイルで契約中のベーシックプラン1,250円の12か月分が15,000円。
あれ、手数料入れちゃうとあんまり変わらない、、
マイネオ(mineo)初期費用
マイネオの初期費用は契約事務手数料3,000円の他、回線によって以下のように異なるSIMカード発行手数料がかかる。
SIMカード発行料: au/230円、ドコモプラン(Dプラン)/340円、ソフトバンク/340円
マイネオの場合月額料金も回線ごとに違うからややこしいんだけど、それぞれ1年間使ったとして、楽天モバイルの転出費用とマイネオの初期費用、1年間の料金の合計額を比較してみよう。
au 3000+3000+230+9858=16088
ドコモ 3000+3000+340+10398=16738
ソフトバンク 3000+3000+340+12498=18838
ん~、こっちは完全に楽天モバイル使い続けた方がおとく・・
初期費用は安くできる!
実は・・初期費用の中でも登録事務手数料の方は、LINEモバイルもマイネオもゼロ円にする方法がある。
それは”エントリーパッケージ”を購入してウェブサイトから申し込む方法。
エントリーパッケージっていうのはエントリーコードが記載された紙のパッケージで、ウェブサイトの申し込み時にそのエントリーコードを入力すると登録事務手数料が無料になるんだ。
購入に500円程度かかるけど、それでも2,500円のおとくになる。
このエントリーパッケージはamazoneや家電量販店なんかで購入できるよ。
結局おとくなのは?
エントリーパッケージを500円で購入して初期費用を2500円節約できた場合・・
楽天モバイルのままのりかえしなかった場合 15000円
LINEモバイル/LINEフリー1GBのりかえ 11700円
マイネオ500mb au回線のりかえ 13088円
ドコモ回線のりかえ 13738円
ソフトバンク回線のりかえ 15838円
うん!これでのりかえのおとく度がupした。
と言っても・・楽天モバイルの場合、契約ユーザーは楽天市場でのお買い物でポイントが2倍+されるから、よくお買い物をするSIM太ままのようなユーザーは、金額的なメリットは薄いな・・
もちろん、キャリアからののりかえなら破壊的に安いのは間違いない!
他の格安SIMからLINEモバイル、mineoにのりかえるなら、金額面よりサービスを比較した方がいいかも。
LINEモバイルとmineo、サービスで比較
それぞれに独自のサービスを持つ格安SIMだけど、この2社も他にはないサービスを提供してる。
LINEモバイル
LINEモバイルの強みはLINEとの連携とデータフリー。まとめるとこんな感じ。
・データをLINEの友達とシェア
・LINE、SNSが消費ゼロ(対象サービスはプランにより異なる)
・データプランでもSMS認証なしでLINEアカウント作成可能
キャリアでは当たり前なLINE/ID検索は普通格安SIMは出来ないんだけど、LINEモバイルはそれが可能。
電話番号の付いてない月額500円のデータSIMでもLINEアカウント作成可能、LINEはじめ対象SNSがデータフリーで使い放題・・てことで、通話もメッセージもLINE使いまくりって人なら格安で使えるんじゃないかな?
ひとつ気になるとすれば、LINEモバイルでは高速/低速モードの切り替えができないところ。普段は低速にしておいていざという時だけ高速に・・っていう使い方ができないのは残念。
最初だけデータ読み込みが速くなるバースト機能も無いから、高速使い切った時の低速時の速度が気になる・・
とは言ってもLINEはじめとする対象サービスはデータ消費対象外だから、高速データ使い切ってもストレスなく使えるのは魅力。
mineo
mineoのサービスにはなんだか優しさ感じちゃう・・
・みんなの余ったデータを貯めておけるフリータンク
・データ量がピンチの時はフリータンクのデータが使える
・ユーザー間でデータをプレゼントできる
・10回線までデータシェアできる
・コミュニティ「マイネ王」でユーザー間のつながり
mineoは余ったデータを翌月に繰越ができるんだけど、それでも余ったら?
普通余ったらそれで終わりなんだけど、mineoの場合ユーザー全員で余ったデータを貯めておける「フリータンク」っていうのがあって、いっぱい使って足りなくなった時に引き出して使うことができる。
データが足りなくなったら普通は有料で追加するわけで、mineoにも100MB150円のデータ追加オプションがあるんだけど、フリータンクは無料で追加できちゃう。
・・とはいえこれはユーザー間の助け合いがあってこそ成り立つサービスなんで、優しい気持ちをもって使いたいところ。
あと、mineoは高速/低速切り替え機能、バースト機能もあるとこが魅力。
結局のところどっち?
実際どっちがいいのか・・
LINEモバイルはドコモ・ソフトバンクの2回線、mineoはドコモ・au・ソフトバンク3回線に対応してるから、auユーザーが端末そのままSIMロック解除なしで使えるのはmineoだけ。
ユーザー間でデータシェアできるのはLINEモバイルもmineoも一緒。
リアルな友達・家族とシェア可能なのがLINEモバイルで、知ってる人とも知らない人ともシェアできるのがmineo。
LINEやSNSをよく使うならLINEモバイルが便利だし、ちょっぴり割高に感じたmineoもフリータンクをうまく使えばおトクに使えそう・・
・・と、どちらもそれぞれ魅力がある。
キャリアからののりかえなら間違いなく爆安になる今回のキャンペーン、今払ってる携帯代と比較しちゃうとのりかえちゃいたくなっちゃうんじゃないかな?
格安SIMの人ものりかえ考えてるならキャンペーン中がオトク。
SIM太ままは、普段ほぼWi-Fi環境下で生活してるからデータ容量は少なくていい(ていうか要らない、、)んだけど、たまにふらっと旅に出ていつもより通信する・・なんて時用にmineoのフリータンクが気になってるみたい。
めんどくさがりで腰の重いSIM太まま・・のりかえるなら11月6日までだぞ~!MNP予約番号もらって申し込みして、SIM届いたら回線切り替えして・・なんだかんだで日数かかるから早めに動くんだよ・・